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梅澤伸嘉の理論

梅澤伸嘉のオリジナル理論・手法・メッセージなどをご紹介しています。
MIP経営・MIP開発にご活用ください。

【ヒット率100倍の商品企画】 短命商品と長寿商品の違いは何か?
「消費者は二度評価する」という気づきから、C/Pバランス理論(1984年)を確立した梅澤伸嘉は、ジョンソンでの10年間に、25の新商品開発に携わりました。

これらの新商品は、いずれも発売前に商品力(C/Pバランス)を高めて発売したのですが、長期間シェアNo.1を保っている商品と、数年で終売になった商品の両方が存在していました。

そこで、各商品を、新しい市場(カテゴリー)を創造した最初の商品(新市場創造型商品)とそうでない商品(既存市場への後発商品)に分けてみると、下記のようになりました。

  • 新市場創造型商品(10商品)==> ほとんどが10年以上シェアNo.1を保っている
  • 後発商品(15商品)==> ほとんどが短命に終わっている

発売時に市場が無く、新カテゴリーとして市場に投入される新市場創造型商品(略称MIP)は、長期間シェアNo.1を保つ可能性が高く、それ以外の、既存市場に後発参入する商品は、商品力(C/Pバランス)が高くても、商品としての寿命は短いのです。

25商品に加えて、他の市場(計223)でも新市場創造型商品はロングヒット商品になっているのかを調べ、新カテゴリー商品は、50%以上の確率でシェアNo.1を10年以上保つことを実証しました。
「新市場創造型商品の研究」梅澤/愛知学院大学大学院博士論文、2001

後発商品の成功率(シェアNo.1になれた率)が0.5%(推計値)なので、成功率はその100倍です。

※詳しくは、『<新版>ロングヒット商品開発』(2018年)をご参照ください。

[出典]『長期ナンバーワン商品の法則』(2001年)