【ヒット率100倍の商品企画】 「消費者ニーズ」の「目的」⇔「手段」の関係性サンプル
「消費者ニーズ」は3つの層で構成されています(消費者ニーズの深層構造理論)。
各層には、複数層のニーズがあり、それぞれが「目的」⇔「手段」という関係で繋がっています。
具体的な例(下図)をご覧ください。
BeニーズからHaveニーズまでの一連のニーズの関係性を示したサンプルです。
- 「愛されて生きる人生を送りたい」(Beニーズ)
- そのために「手軽にキレイな人だと思われたい」(Doニーズ)
- そのために「手軽にキレイな人だと見られたい」(Doニーズ)
- そのために「手軽に瞳を大きく見せたい」(Doニーズ)
- そのために「手軽にまつ毛を長く見せるものが欲しい」(Haveニーズ)
- そのために「『塗るつけまつ毛』が欲しい」(Haveニーズ)
上位ニーズから下位ニーズへは、『そのためには?』をキーワードに、下位ニーズから上位ニーズを推測していく時(“上位化”と呼びます)には、『主としてどうしたいため?』をキーワードにすると、ニーズを推測しやすくなります。
このニーズを推測することは、MIPの商品コンセプト開発においても、カギとなる重要な作業です。
[出典]『消費者ニーズ・ハンドブック』(2013年)